2009年06月16日

花粉症の確実な根治療法はまだ確立されておらず

花粉症の確実な根治療法はまだ確立されておらず、このアレルゲン免疫療法(減感作療法)がもっとも根治療法に近い。広く免疫療法とも呼ばれ、広義では変調療法ともいわれる。一般的には下記の抗原特異的アレルゲン免疫療法を指す。

100ほど前にトキソイド研究から派生した抗原特異的アレルゲン免疫療法は大別すると皮下投与による減感作療法と経口投与による舌下減感作療法とに大別される。前者はおおむね米国を中心に盛んであるのに対して後者はヨーロッパを中心とした治療方法である。

アレルゲン免疫療法は薬物療法とは異なり、治療終了後もアレルギー防止効果が持続する点が特徴である(患者によっては数?十数年後に同一または異なる花粉に再感作する可能性はある)。一方、現在承認されている治療方法では毎週?月1回程度の通院治療が必要であり、完全な効果を得るにはに数年程度継続する必要がある。舌下減感作療法は在宅治療が期待されるが日本においてはアレルゲンワクチン錠は未承認である。

花粉症のアレルゲン免疫療法は花粉シーズン前から開始すると有効性が高い。
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直接アレルゲンをアレルゲンワクチンとする抗原特異的アレルゲン免疫療法以外にも、限定的ではあるが非特異的アレルゲン免疫療法も存在している

内部のアレルギー症状をおこす部分の粘膜にレーザー光線を照射して焼灼し、その部位を変質させることで鼻水・鼻づまりを押さえる治療法。原則的には鼻詰まりの治療法である。保険が効くが、美容整形クリニックなどで自由診療(保険外診療)として行っている場合がある。レーザー照射をしてから数日は、傷(やけどのようなもの)のために花粉症以上の鼻水が出て苦しむこともある。一般的にはシーズンの1?2か月前に予防的に行う。効果の程度は個人差があり、有効でない場合もある(医師の技術にもよる)。

効果の持続は整形手術などとは違い、短ければ数か月、長くて2年程度のことが多い。そのため毎年行う患者もいるが、そうした繰り返しの処置による不可逆的な組織の変化、すなわち後遺症については、歴史が浅いこともあって明らかな知見はない。安全だという医師もいれば、毎年はやらないという方針の医師もいる。

細かくみれば、レーザー光線の種類や術式の違いもある。いうまでもなく鼻の処置であるため、目の症状には効果はない。

2009年05月30日

王政復古 (日本)

王政復古(おうせいふっこ)は、江戸時代末期の慶応3年12月9日(1868年1月3日)に討幕派の計画により「天皇親政」が宣言された政変である。 王政復古の大号令(おうせいふっこのだいごうれい)とも呼ばれる。

江戸時代後期には、諸外国との通商条約の締結などを巡って、朝廷の伝統的権威が復興し、幕府と朝廷の提携による公武合体政策が取られたが、一方では尊皇攘夷派など反幕府思想、武力による倒幕運動が存在した。

土佐藩からの建言もあって、第15代将軍徳川慶喜は公議政体論に基づき、慶応3年10月14日(1867年11月9日)に大政奉還を上奏(翌15日に勅許)、264年間に渡って江戸幕府(徳川将軍家)が保持していた政権を朝廷に返上した。これにより、討幕の名分を失わせるとともに、徳川家は天皇の下に一元化された政治の中枢に入り、引き続き実権を掌握する事を想定していた。

朝廷は新たな公議政体を創設するため、徳川家一門の徳川慶勝と松平慶永、薩摩藩の島津久光、土佐藩の山内豊信、宇和島藩の伊達宗城、広島藩(安芸)の浅野長訓、肥前藩の鍋島直正、岡山藩の池田茂政(慶喜の実弟)ら諸藩に上洛を命じた。
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一方、公家の岩倉具視や薩摩藩の大久保利通ら討幕派は、親徳川派の摂政・二条斉敬や賀陽宮朝彦親王(維新後久邇宮)が主催する下で徳川中心の朝廷政府が成立することを阻止するため、満15歳の明治天皇を手中にして二条摂政や朝彦親王を排除し、朝廷を掌握するためのクーデター計画を進めた。大久保らは大政奉還により大義名分が失われたとして討幕の密勅を猶予する沙汰書を黙殺し、藩論を率兵上洛(藩兵を率いて上洛する)へとりまとめ、武力討幕を目的とした薩摩・長州・安芸3藩による出兵同盟を締結する。

当初は12月8日(1868年1月2日)を予定していたが、公議政体派である土佐藩の後藤象二郎から12月10日(1868年1月4日)を要請され、やむなく1日遅らせて12月9日(1868年1月3日)に決行することで決した。

前日・12月8日(1868年1月2日)夜、岩倉は自邸に薩摩・土佐・安芸・尾張・越前各藩の重臣を集め、王政復古の断行を宣言、協力を求めた。また、二条摂政によって翌日朝にかけて行われた朝議では、毛利父子の官位復帰と入京の許可、岩倉具視ら勅勘の堂上公卿の蟄居赦免と還俗、九州にある五卿の赦免などが決められた。これが旧体制における最後の朝議となった。

2009年04月27日

機甲師団

機甲師団(きこうしだん)とは、戦車部隊を中心に、戦車に随伴する自動車化・機械化された歩兵部隊、同じく自動車化された工兵・砲兵・偵察・通信などの諸兵科の部隊から構成される師団のこと。第一次世界大戦後に塹壕戦から運動戦への戦術開発の結果、第二次世界大戦で真価を発揮した電撃作戦の主体となった。機甲とは、機械化装甲の略称として第二次世界大戦前から使用されており、現在陸上自衛隊でも使用されている用語である。対応する表現はイギリス英語ではArmoured Division、アメリカ英語ではArmored Division、ドイツ語ではPanzerdivisionである。ドイツ国防軍部隊に対しては戦車師団もしくは装甲師団、西側連合軍部隊には機甲師団、ソ連軍部隊は戦車師団と訳し分けされることが多いが、書籍・雑誌の出版社・著者・訳者によって表記は異なる。第二次世界大戦当時、米英軍では歩兵師団は既に自動車化されていた。現代では先進国の場合、歩兵師団と言えども多数の戦車を配備され、歩兵も装甲兵員輸送車、歩兵戦闘車に運ばれ、機甲師団との違いは大きくない。

機甲師団の特徴は戦車部隊を主力としていることにある。他の部隊は戦車部隊を支援するためにあり、戦車の移動速度に追随するために自動車化・機械化されている。その規模、内容は、国や時期により大きく異なるが、2?4個の連隊または旅団から構成され、人員規模は1?3万人、戦車の数は数十両?数百両である。

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師団司令部:前線の作戦立案・実施の指示のほか、後方の補給・医療の手配も行う。
戦車部隊:機甲師団の主力で、戦線を突破し、後方の拠点へ進撃する重要な役割を担う。部隊本部は長距離無線通信機で、空軍との連絡を行う。
歩兵部隊:戦車隊の突破口を広げ、敵陣地や都市を側面・後方から攻撃し制圧する。万が一に備え、後方の防衛も担う。
工兵部隊:架橋装置・渡河用ボート・地雷探知機などを装備し、部隊の迅速な前進を助ける。必要なら、前線に出て、爆薬で鉄条網やトーチカを破壊したり、携帯火器で塹壕などに潜む敵の攻撃をも行う。
砲兵部隊:榴弾砲は戦車隊突入前の準備射撃(前線には着弾の観測部隊がおり、砲撃指示を与える)、対空部隊は敵航空機の迎撃に当たる。
偵察部隊:部隊に先行し、索敵・地形などの情報収集に当たる。
通信部隊:無線通信による各部隊間の連携を助ける。

2009年04月10日

ホイールは木製だが

オックスフォード英語辞典によれば、「ハーディ・ガーディ」という言葉の起源は擬声語という。ホイールは木製だが、湿度の変化などによりゆがむため音が揺れることが多くその様子を表現したか、あるいはうなり駒の音を表現したものとされる。

その他に、次のような民間語源などいくつかの語源説が唱えられている。

ハーディ(hurdy)とは人の臀部であり、ガーディ(gurdy)とは魚網を船に引き入れるのに用いられたクランク付きのリール。18世紀にフランスの楽器に対してイギリスで用いられた軽蔑的な名称。

この語源説にはいくつもの問題がある。中でも "hurdy" という英語の単語は他に知られていないこと、またクランクを指す "hurdy gurdy" という語("gurdy" ではない点にも注意)は、1883年に楽器としてのハーディ・ガーディに由来する語として始めて記録されていることが指摘できる。

英語では他に「ホイール・フィドル」という呼び名もあるが、演奏家にはほとんど用いられていない。

フランス語では「輪のフィドル」を意味する「ヴィエル・ア・ル」(vielle à roue)、または単に「ヴィエル」(vielle)という。

ハンガリー語の「テケルーラント」(tekerőlant)、その略称の「テケルー」(tekerő)および別名のフォルゴラン(forgólant)はどちらも「回転リュート」の意味である。ハンガリー語ではほかに「ニェニェーレ」(nyenyere)という擬声語的な名称もある。なお、この語はブダペストの南にあるチェペル島では普通に用いられていたが、ハンガリー低地地方では蔑称である。チェコ語の「ニニェーラ」(niněra)、スロヴァキア語の「ニネーラ」(ninera)も同様の擬声語である。

ドイツ語の「ドレーライアー」(Drehleier)は「回しハープ」を、「バウエルンライアー」(Bauernleier)は「農民のリラ」を意味する。 オランダ語の draailier も近い。

イタリア語の「ギロンダ」(ghironda)は「回すもの」、「リラ・テデスカ」(lira tedesca)は「ドイツのリラ」を意味する。

スウェーデンの類似楽器ニュッケルハルパ(nyckelharpa)は弓で弾く楽器である。

ハーディ・ガーディと呼ばれる別の楽器 [編集]
18世紀には「ハーディ・ガーディ」という名称は、手回しオルガンにも用いられていた。手回しオルガンはオルガンのパイプを持ったクランクで操作する箱型の楽器で、ピンを打ち込んだ筒が回ってあらかじめ設定したとおりの音が鳴り、貧しい大道芸人(辻音楽師)が多く演奏した。手回しオルガンに必要な操作はクランクを回すことだけで、音楽はピンを打ち込んだ筒、あるいは穴の空いた紙ロール、最近では電子モジュールによって自動的に演奏できる。

「ハーディ・ガーディ」という名称にまつわるこのような混乱は英語、またそれを取り入れている日本語などの言語に限られたものであるが、ドイツ語やハンガリー語でも現代人にとってハーディ・ガーディになじみがなくなっているために、同種の混乱は見られる。フランス語では手回しオルガンは Orgue de Barbarie (バーバリー・オルガン)と呼び、ドイツ語では Drehorgel (いんちきオルガン)と呼ぶ。

構造 [編集]
今日のハーディ・ガーディには標準的な設計というのはないが、6弦のフランス式「ヴィエル・ア・ル」がもっともよく知られ、また広く用いられている。地域毎に特色ある楽器が発達したが、フランス以外のものは「民族楽器」と認識され、標準形として採用すべき決まった流れは見いだしがたい。

現代の楽器では、ボディの形が大きく分けて2つある。1つがギター型であり、もう1つがリュート型である。フランス語圏では両方が見られるが、それ以外の地域ではギター型が一般的である。古楽奏者や時代考証を重視する演奏家の間では、箱型の「シンフォニア」もよく用いられている。

ハーディ・ガーディはフランスでの伝統が長いために、奏者の用いる専門用語にはフランス語が多く使われている。特に重要な用語として以下があげられる。

trompette(トロンペット): 最高音のドローン弦(うなり駒を持つ)
mouche(ムッシュ): トロンペットの4度もしくは5度下に調弦されたドローン弦
petit bourdon(プティ・ブルドン): トロンペットのオクターヴ下に調弦されたドローン弦
gros bourdon(グロ・ブルドン): ムッシュのオクターヴ下に調弦されたドローン弦
chanterelle(s)(シャントレル): 旋律弦。シャンテとも(いずれも「歌うもの」といった意でヴァイオリンの最高弦(E線)にも使われる用語)
chien(シヤン): うなり駒
tirant(ティラン): テールピースにある小さなペグ(糸巻き)で、うなり駒の感度を調整する


弦は歴史的にはガットで作られており、今日でも最良の素材と見なされているが、20世紀には金属弦も多用されるようになり、特に低音のドローン弦や低音の旋律弦に用いられている。ナイロン弦も用いられるが、評価しない演奏家が多い。

ドローン弦は決まった音高で持続音を鳴らす。旋律弦(仏: chanterelle(s), ハンガリー語: dallamhúr(ok))は鍵に付いているタンジェントで押さえつけられることで共鳴長が変り、音高が調整できる。古い楽器ではピタゴラス音律に調律されていたが、後代の楽器ではさまざまな調律が用いられ、他の楽器との合奏がしやすい平均律が特に好まれた。ただし、タンジェントは鍵毎に位置を調節できるので、ハーディ・ガーディはほぼ全ての調律に対応可能である。現代の標準的な楽器は24鍵で、2オクターブの半音階をカバーしている。

正確な音程と音質を確保するために、各弦はコットン(綿)もしくは類似する繊維で包まれている。旋律弦には比較的軽いコットンを使い、ドローン弦には重いコットンを用いる。コットニングが悪いと音質が特に高音部でざらついてしまう。その他、しばしば、駒と弦の間に小さな紙切れ(シム)を挟んでホイールの表面との接触の高さを調節する必要がある。この作業を「シミング」(shimming)という。弦のバランスはコットンとシムの両方に影響を受けるので、シミングとコットニングは.同時に行わなければならない。

うなり駒
ハーディ・ガーディにはドローン弦の1本に「うなり駒」を持つものがある。特にフランスのヴィエル・ア・ルおよびハンガリーのテケルーラントにはよく見られ、前者では「シヤン」(犬)、後者では「レチェグー」(ブンブンいうもの)と呼ばれる。現代のフランス式楽器の製作家の中には、うなり駒の数を最大4つまで増やしている者もいる。

うなり駒はドローン弦の下にあるゆるい駒である。駒の一端は縦方向の細長いスロットに差し込まれている(ハンガリー式の楽器ではペグによって押さえられている)。うなり駒の押さえつけられていない側(「ハンマー」と呼ばれる)は響板の上に乗っていて、簡単に振動するようになっている。ホイールをゆっくり回している時には、トロンペット弦が駒を押さえつけ、ドローンを鳴らす。しかしホイールが加速すると、ハンマーが持ち上がって響板にふれながら振動し、独特のリズミックなうなりを発するのである。この効果はアーティキュレーションやびっくりさせる効果を狙って舞曲などで用いられる。

フランス式の楽器では、うなり駒の感度を「ティラン」というペグで調整できる。ティランはテールピース(緒止め)についており、トロンペット弦とワイヤーまたは糸で連結している。ティランを使ってトロンペットにかかる横方向の力を調整し、ホイールの速度に対する感度を調整するのである。

うなり駒を鳴らすには、ホイールの回転をどのポイントで加速するかなど、さまざまな技術がある。加速して「ヒット」するたびに、強いうなり音を得ることができる。「ヒット」は奏者が回すたびにコントロールするものであって、自動的に鳴るものではない。

ハンガリー式のテケルーラントでは、「レチェグーエク」というドローン弦を下に押さえつけるくさびを使って同じような調整を行っている。伝統的なテケルーラントの奏法では、うなり駒のコントロールは全て奏者の手首によって行われており、フランス式の楽器とは異なった音やリズムの可能性を持っている。

地域毎の変種 [編集]
ハーディ・ガーディの分類は主にホイールの大きさと、うなり駒の有無および形式によって行われる。

小型ホイール
ホイールが小振りのもの(直径14センチ以下)の楽器は、伝統的には中欧及び東欧に見られる。幅広のキーボックスを持ち、ドローン弦はキーボックスの中を通っている。ホイールが小さいため、一般的には旋律弦1本、ドローン弦2本の3弦の楽器であるが、時に4弦、また5弦の楽器もある。

弦調整式うなり駒
ドイツの洋梨型ドレーライアー(Drehleier):2から3本のドローン弦と1から2本の旋律弦、半音階鍵盤を持つ。ペグボックスは特徴的なV字型で、凝った装飾を持つものが多い。うなり駒を調整するペグは、通常、テールピースではなく弦のすぐ隣にあるブロックに設置されている。
くさび調整式うなり駒
テケルーラント(tekerőlant、ハンガリー):通常2本のドローン弦(時に3弦)と1から2本の旋律弦、半音階鍵盤。ペグボックスは幅広で凝った装飾を持つことが多い。
チロリアン・ドレーライアー(Drehleier、オーストリア):テケルーラントとよく似ているが、通常は全音階鍵盤を持つ。テケルーラントの原型の可能性が指摘されている[8]。
うなり駒なし
リラ・コルボワ(lira korbowa、ポーランド):ギター型で、ドローン弦2本、旋律弦1本、全音階鍵盤。
リラ(lira/лира、ロシア):ギター型。ドローン弦2本、旋律弦1本、全音階鍵盤。鍵盤は均等な間隔にならんでいる。
リラ(lira/ліра、ウクライナ):ギター型。ドローン弦2本、旋律弦1本、全音階鍵盤。ボディには2タイプあり、1つは一枚板から掘り出し、ギター型で、横向きのペグを持つもの、もう1つは複数の板を組み合わせてあり、ペグは縦方向である。鍵盤は均等な間隔にならんでいる。
ニネラ(ninera/kolovratec、スロバキア):ギター型。ドローン弦2本、旋律弦1本、全音階鍵盤。幅広のキーボックスを持つ。テケルーラントと極めてよく似ているが、うなり駒は持たない。
グロダリラ(grodalira/vevlira、スウェーデン):歴史的な楽器をもとに20世紀になって復元された。ボディには2タイプあり、1つは細長い箱型のもの、もう1つは長い洋梨型である。通常は全音階鍵盤だが、全音階鍵盤の下に追加された拡張鍵盤で半音階をカバーしているものもある(通常の半音階鍵盤を持つハーディ・ガーディは「白鍵」の上に「黒鍵」がある)
ドイツのチューリップ型ドレーライアー:ドローン弦3本、旋律弦1本、全音階鍵盤。

大型ホイール [編集]
ホイールが大型のもの(直径14から17センチ)は、伝統的には西ヨーロッパに見られる。このタイプは一般的に幅の狭いキーボックスを持ち、ドローン弦はキーボックスの外に張られている。また、弦の数が多く、複数の旋律弦を持つものが多い。現代の楽器には15弦も持つものもあるが、もっとも多いタイプは6弦である。

弦調整式うなり駒
ヴィエル・ア・ル(vielle à roue、フランス):通常はドローン弦4本、旋律弦2本だが、更に拡張弦を持つ場合も少なくない。ボディには2タイプあり、1つはギター型であり、もう1つはリュート型である(ヴィエル・オン・リュット、vielle en luth)。フランスの楽器は通常、キーボックスが細く、ドローン弦はキーボックスの外に張られている。伝統的には2本の旋律弦、4本のドローン弦にうなり駒を1つ持つ。現代の楽器では更に弦が多いものが多い。例えば著名な演奏かジル・シャブナ(Gilles Chabenat)の使用楽器は、4本の旋律弦がヴィオラ用のテールピースに張られており、4本のドローン弦がチェロ用のテールピースに張られている。また3本のトロンペット弦を持っている。
ニニェーラ(Niněra、チェコ):ギター型。2つのタイプがあり、1つは一般的なドローン弦と旋律弦の配置だが、もう1つは旋律弦とドローン弦が交互にキーボックスの中に張られている。両タイプにそれぞれ半音階と全音階の鍵盤のタイプがある。またトロンペット弦のうなり量の調整方法も独特である。
うなり駒なし
サンフォナ(Zanfona、スペイン):通常はギター型で、ドローン弦2本と旋律弦3本を持つ。古い楽器には全音階鍵盤のものがあるが、現代製作されている楽器のほとんどは半音階鍵盤である。サンフォナはハ長調に調弦されており、旋律弦はピアノの中央のハ音と同じ高さに調弦され、バリトン・ドローン弦がその1オクターヴ下、バス・ドローン弦がそのさらに1オクターヴ下のハ音に調弦される。ドローン弦は聴力を高めて二音に調弦されることもあるが、旋律弦はハ音に調弦されたままである。
ニニェーラ(Niněra、チェコ):うなり駒のないタイプ。

ビーシ イズミル サイド トレハ シェブロ マイラー ホウオウ マドレーヌ マルチビ チャー ピナクル マックス エデン 恋のラジオ 桔梗ナビ 桜桃 セリ対策 テナント メンタル スペー パワー あぴお スタート ジョイ ナビゲ レバー支援 トルマン アポク オフライ フォートラン まっち レンゲ ブラウザー ビネガ ナイト テオプ ふぁんでる ヨットパ まぜり タイザー チケット サラシア 秋の夕暮れ ジンギ スタンス ロールフ えせん バック オイディ コスト

2009年03月27日

中国の宗教(道教など)

中国の道教では魂と魄(はく)という二つの異なる存在があると考えられていた。魂は精神を支える気、魄は肉体を支える気を指した。合わせて魂魄(こんぱく)ともいう。魂と魄は易の思想と結びつき、魂は陽に属して天に帰し、魄は陰に属して地に帰すと考えられていた。民間では、三魂七魄の数があるとされる。三魂は天魂(死後、天に向かう)、地魂(死後、地に向かう)、人魂(死後、墓場に残る)であり、七魄は喜び、怒り、哀しみ、懼れ、愛、惡しみ、欲望からなる。また、殭屍(キョンシー)は、魂が天に帰り魄のみの存在とされる。(三魂は「胎光・爽霊・幽精」「主魂、覺魂、生魂」「元神、陽神、陰神」「天魂、識魂、人魂」、七魄は「尸狗、伏矢、雀?(陰)、容?(吝賊)、非毒、除?(陰穢)、臭肺」とされることもある。)

日本 [編集]

日本での仏教 [編集]
上記の初期仏教に関する上記の解説とは異なり、ブッダは「無我」を説いて霊魂を否定した[16]、ともされる。近年の日本の僧侶や仏教関係者によって執筆された仏教入門書等ではそのような図式で説明されていることが多い[17]

日本の古神道(民間信仰)や神道 [編集]
古神道では、森羅万象に命が宿るとする。(アニミズム)。自然崇拝・精霊崇拝。または、その延長線上にある先祖崇拝としての命・御魂・霊・神などの不可知な物質ではない生命の本質としてのものの霊魂としての概念がある[要出典]。そして、霊や精霊(しょうりょう)だけでなく、その表現や捉え方は命・魂・御霊(みたま)や神・尊(みこと)でもあり、[要出典]総称として「神霊」といわれる。[要出典]

優れた事績を残した人物の霊魂は、尊と同等の人格神、あるいはこれに相当する存在となる[要出典]とされる。国家神道として明治以降、戦死者の魂のことを敬っていう場合は特に「英霊」(えいれい)[18]と呼んでいる[19]。その区別や概念も曖昧であり、それを分類や定義付けることなく享受してきた。[要出典]ただし、強弱や主客といえるような区別は存在し、大きいもの(巨石・山河)や古いもの長く生きたものが、その力が大きいと考えると同時に尊ばれた。[要出典] 日本神話にある、人格神などの人としての偶像を持つ神々も信仰の対象とし、「それらの神がその他の森羅万象の神々を統べる」という考え方に時代とともに移っていった。[要出典] また神(霊魂)には荒御魂や和御魂という魂の様相があるとし、それぞれ「荒ぶり禍をもたらす魂」と、「和ぎり福をもたらす魂」とされる。[要出典]

神霊 [編集]
尊(みこと)日本神話にある人格神(人と同じ姿かたちと人と同じ心を持つ神)
御霊(みたま)人の命や霊魂、尊以外の神々をさし、九十九神(妖怪や物の怪と同一または不可分とされる)など。
魂(たましい)人の心の態様。神霊の心の態様。
荒御魂(あらみたま)荒ぶる神のこと。
和御魂(にぎみたま)神和ぎ(かんなぎ)といわれる安寧なる神のこと。
四魂

霊 [編集]
日本の古神道に由来する観念である[要出典]、ともされる。 [20]

御霊は分霊することも可能である[要出典]、ともされている。 また世界観としては、現世(うつしよ)という現実世界と、常世・常夜(双方とこよ)といわれる神域に別れる[要出典]、とされ、常世は天国や理想郷とされる。[要出典] 常夜は地獄や「日本神話には、イザナギが黄泉の国にいるイザナミを訪ねる」という話があり、黄泉の国とされる。または、たんに現世と、幽世(かくりよと読み、隠世とも表記)という神の国や死後の世界が、あるとする。

「日本で伝承されてきた」霊の類例を以下に表記する。

現世
人魂 - 御魂とは玉・珠でもある。 正月(精霊・祖霊は年神の起源でもある)や盆の時期に帰ってきた祖霊(精霊・しょうろう)や、肉体を離れた直後の御魂などといわれる。
死霊 - 現世に残る、死者の霊魂の全てをさす。また生霊の相対語としても使われる。
和御魂 - 辞書の大辞林などでは、悪霊に分類されていないため和御魂とした。
亡霊 - 死後、肉体を離れた魂が、現世に残り、生前の姿で幽かに可視化したもの。
幽霊 - 死後、肉体を離れた魂が、遺恨を解くため現世に残り、生前の姿で幽かに可視化したもの。
悪霊 - 禍をもたらす霊魂のこと。
怨霊 - 死後、肉体を離れた魂が、怨念から現世に残り、生前の姿で幽かに可視化し、禍をもたらす、とされるもの。
生霊 - 生きている人の強い怨念から、魂の一部が分霊し、その人の姿で幽かに可視化し、禍をもたらす、とされるもの。
幽世

精霊(しょうりょう・しょうろう) - 常世・常夜(とこよ)へ旅立った霊魂で、お盆に帰ってきても、見ることはできない。(注意:「せいれい」と読んだときは日本以外の神霊の類のこと。
祖霊(それい)精霊のことでもあるが、精霊の内、あくまで子孫がいる者の霊を祖霊とする考えや、死後の時間経過や子孫の弔い(とむらい)のしかたにより、位付けされ、精霊から祖霊に果ては神に変わるとする考えがあり、現世に残った死霊と常夜へ旅立った精霊の総称を祖霊という考えがある。

哲学 [編集]

懐疑論 [編集]
懐疑論。霊魂などの存在を必ずしも否定していない点では無神論と異なる。

不可知論 [編集]
不可知論は、永久に知ることが出来ないとする立場。

ユーティ つくだ ジャー まんご アンプ マガジン マッコリ だいせん センダン チコリー ノアアク フェイント ホーム フロッタ マリ幸運 ナンヨウ ジブル おれが オーシャ ディフェ メッシュ ナツユ ふくべそ しもごう ギャルド リング リビア キウイフル ローティー ニュース ニアピン モーター ジュアル マイナー ガント ビーム ツーリズム レクラニ ハイフ センサ メチエ バイパス クール おたる ビリー ジャンプ トロール モホス プチトマト はかま

2009年03月11日

壁画の題材は、階段状の雷文や渦巻き文様

壁画の題材は、階段状の雷文や渦巻き文様のような幾何学文だけでなく、数は多くないが神々が人間の姿を模して描かれたるような神話のようなひとつの物語を表現したもの、歴史上のできごとを表現しているとおもわれるものもみられる。壁画の優品は主としてタヒン・チコにある貴族階層が使用した建物の内壁に見られる。

壁画が詳細に描きこまれた建物は重要なものであったと考えられる。一番保存状態が良好なのは、タヒン・チコの建造物Jの中央部にある支配階層が会合につかったと思われるU字状の部屋にある壁画である。描かれているものは超自然的な存在であると思われ、羽毛つきの頭飾りをした「神」とマスクをつけた「神」が交互に組になって描かれている。また、本来どこの場所にあったのかはわからないが軍勢がのぼりや槍をもち行列をつくって威儀をただしているような場面や儀礼の際の重要な持ち物をもっている人物が並んでいる様子を描いた壁画の破片も存在する。

エル・タヒンの建造物、石彫、土器、土偶などの土製品は、塗色したり、二重の輪郭線を用いたり浅い浮き彫りを施している。渦巻きや曲線を用いた意匠や羽毛などが彫刻や壁画に描かれた人物がまとう頭飾りや衣裳につけられる装身具として描かれるほか、建物や動物、植物を表現したものもみられるが、いずれも儀式や神々を表現する文脈で描かれている。

エル・タヒンでは、破壊や後述するような建物の「更新」が行われたので、石材の中には、再利用されたり、もともとの場所から遠くまで動かされたと思われるものが見られる。たとえば、神殿の階段の基部に投捨てられたような状態で発見された玄武岩を用いた石柱などがみられ、もともと原位置にあったのではないことが明らかである。マヤ遺跡で見られるように独立して建てられた石彫も球戯場を含め遺跡のなか散見される。後述する「円柱の館」や球戯場には、壁面に埋め込まれたみごとな彫刻が見られ、特に南球戯場のものは圧巻である。

エル・タヒンの土器と土偶
先古典期末段階で、古典期のエル・タヒンの特徴的なカオリンを含むネガティブ技法の祖形になる土器がトレス=サポーテスやセロ=デ=ラス=メーサスで現れる。

古典期前期から中期の整地層にテオティワカン独特の円筒型三足土器やカンデレロなどといっしょに黒色土器が共伴している。カオリンを含む白い下地をネガテイブ技法によって黒く塗られた表面から浮き立たせる。この土器は、この時期普通に使われ、後古典期まで続く。土偶については土が充填されている、ないし内部が空洞ではない土偶である。

黒色、橙色、赤色に器面が磨かれ 口縁部が花を開くように外反する平底の鉢やolla(なべ)と呼ばれる巨大な甕がエル・タヒンを含めたベラクルス地方の広い地域にわたって普遍的かつ多量に出土する。

粗い外面を持ち赤みを帯びた橙色で平底のたらい状の土器は、トルティージャを食べるために用いた器と考えられ、時期が降るにつれて内面を塗色しなくなる。支配階層の居住区から球形をしていて焼成の良好な胎土で造られた三足土器がみられる。そういった土器の外面には数字や名前と一緒に儀礼の方法を表現したと考えられるレリーフが刻まれていることもある。破片としてよく発見されるのは底部の砕片、底部から胴部にかけての部分、塗色され磨かれた肩の部分などである。
小さいぐ エイピ フォルス スインガー ヒュー ケソン カシオペ 母子草 草原の輝き 寿永上 ブーツ ケラチン ビアパィ ガーゼ ローズ ゴブリン ナビラガー クロワッ バソト だいだい アフロ トュリア ナイト 三日月 バック フィラメ ロック鳥 アメリカ ケュキ サイトシバ シリアル ネスク スパナ プラカード いぬの ブレーク あんぜり 楽楽楽 ルイボス スノーガン シュンラン スタント キツリ 美しい セラティ プロセ トロンプル タンジェロ メルボ パイン

古典期の終末から後古典期にかけては、胎土の良質で、器面をまず白く塗ってから橙色に塗り、表面を掻き落して下塗りの白い色を刻線状にみせる土器(イスラ・デ・サクリフィシオスI式)が造られる。土偶は、鋳型を使うようになって、中空になっているもののが目立つようになる。またSonrientes(にこやかな表情)と呼ばれる微笑を浮かべたタイプのものが、エル・タヒンとパパロアパン流域を中心に分布している。後古典期独自の土器としては、後述する「円柱の館」からエル・タヒンの壁面彫刻にみられるように猿やコヨーテなどを描いた多彩色土器(トレス・ピコス?式)や薄手で口縁部の開いた赤地黒彩(全体を赤く塗って黒い文様が付けられる)鉢などが多く見られる。後古典期の終わりごろにはベラクルス州北部からタマウリーパス州など、いわゆるワステカ人が住んでいた地方で見られる口縁部のひらいた赤地でクリーム色の文様の施された鉢が目立つようになる。

2009年02月23日

タイ・カダイ語族

タイ・カダイ語族は、東南アジア(タイ、ラオス、ベトナム)から中国南部で話される言語の語族であり、代表的なものとしてタイ語、ラオ語があり、その他多数の少数民族の言語を含む。
ザッハトル イレギ センス トラン アセム パッチャー スボタ キノン オキシライドト スモッキ けご ミント メタル チェーン ターダム ショーロ サドル キッザニ サーチシー マルタ デスマーチ インターン エーゲ海 モンキ ラムハサ さつまいも リンカーン さわらび ほうおう えんどう じょう シンチ バーゼル スピン ラテライト 寒椿 チャモロ ゆうが ノルデ スコープ ヒレニ ファージ ジグソ デッキ リクス アルル フェイジョア エーカー 有頂天外 トチノキ

従来はシナ・チベット語族の一部とされたが、現在では独立の語族とするのがふつうである。一部にはオーストロネシア語族と併せる意見、あるいは海南島などの一部言語だけはオーストロネシア語族の系統だとする意見もあるが、一般に認められたものではない。

中国南東部で特に多様性があり、この付近が故地と考えられる。タイ・ラオスには歴史時代に入ってから雲南省方面から住民が移住したのであり、それまでこの付近はオーストロアジア語族住民で占められていた。

基本的に単音節的孤立語で声調言語であり、語順はSVO型で、修飾語は被修飾語のあとにつくのが普通である。これらの性質は中国から東南アジア大陸部の広い範囲の言語と共通するが、これは系統的な性質というより、地域特性(言語連合)と考えられる。

ベトナム語も似た性質を持っているが、基本的にはオーストロアジア語族である(タイ・カダイ語族の強い影響を受けて変化した)と考えられている。

Edmondson & Solnit(1997)による分類を以下に掲げるが、確定した分類ではない。

リー語派Hlai languages
チャマオ(加茂)語Jiamao (海南島)
リー(黎)語Hlai (海南島)
カダイ語派Geyang languages
夜郎語Yerong (中国)
コーラオ(仡佬)語Gelao (中国、ベトナム)
ラチ語Lachi (ベトナム)
White Lachi (ベトナム)
布央語Buyang (中国)
村語Cun (海南島)
En (ベトナム)
Qabiao (ベトナム)
Laqua (ベトナム)
Laha (ベトナム)
カム・タイ語派Kam-Tai languages
Be-Tai languages
オンベ(臨高)語Be (海南島)
タイ・チワン諸語(タイ語・ラオ語などタイ族諸言語、チワン語など)
セック語Saek (ラオス)
Lakkia-Kam-Sui languages
Lakkia-Biao languages (中国)
拉珈語Lakkia
標語Biao
カム・スイ諸語Kam-Sui languages (中国)
錦語Ai-Cham
草苗語Cao Miao
北トン(侗)語Northern Dong
南トン(侗)語Southern Dong
Kang
莫語Mak
ムーラオ(ムーラム・?佬)語Mulam
マオナン(毛南)語Maonan
スイ(水)語Sui
佯?語T’en


2009年02月06日

ディアボロの大冒険

『ディアボロの大冒険』(ディアボロのだいぼうけん)は、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のParte5『黄金の風』を題材にしたクローンゲームである。ジャンルはローグライクゲーム。制作者はKMQ SOFT。現在は配布を終了している。

元々は投稿サイト『朝目新聞』にネタとして記事が掲載された[1]架空のゲームだった。しかし、その大きな反響の結果、実際にネタ発案者を含む有志の手により制作された作品である。

2007年3月16日に初版ver0.0.1がリリースされ[2]、その後も更新が続いたが、翌年8月30日に突如公式サイトの規模が極端に縮小し、その翌日にver0.13を最終版として開発を終了する旨を発表。同年9月30日をもって配布を終了し、KMQ SOFTも解散した。なお、未完成でありながら(ゲームの性質上、原作が続く限り決して完成しない)製作の完全終了に踏み切った理由としてKMQ SOFT側は「元々ジョジョの奇妙な冒険の20周年を記念しての作品であり、公開一周年の2008年4月1日で終了する予定であった」「多忙により以前の様に開発に携われなくなった」「多くのプレイヤーに好評を得られたが、それに甘んじてひたすらバージョンアップや要素追加をするだけではいずれ必ず飽きが来るだろうし、「結局ディアボロだけかよ」と思われるのではないかと感じた」などの理由を挙げている[3]。

作品全体のモチーフは『不思議のダンジョン』シリーズであり、特にチュンソフトの『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』『不思議のダンジョン2 風来のシレン』の操作系統・システムなどをトレースしている。タイトル・タイトルロゴも『トルネコの大冒険』第1作のパロディである。

BGMには、原作で登場人物・スタンドの名前の由来にされた有名アーティストの楽曲のMIDIファイルが使われている。これらは著作権所有者に対し無断での使用である。そのために発生しうる問題への対策として、制作者サイドでは著作権所有者から抗議などがあれば受け付けるとの旨を公式サイト内に記していた[4]。

登場するキャラクターはごく一部を除き全てが原作に登場したキャラクターもしくはそのスタンドである。原作での登場時期や敵か味方かは問わず、様々なキャラクターが一堂に会し、敵としても襲いかかってくる。罠も主に原作のスタンド能力に基づいている。 また、バオーなど荒木飛呂彦の別作品から登場しているキャラクターも居る。

評価は原作を読んでいるか否かで大きく分かれる[5]。熱心なファンでないと分からないような小ネタが随所に仕込まれていることもあり、原作のファンを始めとする一部のプレイヤーからは好評で、手放しで賞賛する声も多い。一方で原作読者でないとゲーム内容の理解が些か困難であるため、同人ゲームとしては異例の完成度とは裏腹に、一般での知名度は低い。
ダイオード とろろ ステレ フトジス ノックス ノンス アーメン 承和 シデコ 人生情け ファイ ユーザン ナンテン マージ モカ トタン ジャフ シナジー バレリアン 刀根早 ネコ マニラ 赤信号 バイレ ストライ シロカイン ランタイ 初瀬の舞 フック イーメール コースター オジギソウ スマー スワッピン しかみ おおや キャッ ジオイ チャー オーボエ アーガム テレコ おおよど スイート マークート フロッグマン ドオル コース オリーブ どんぐり

ver0.12からはオンラインによる他人との協力プレイも可能になり、DISCの発動によりアイテムの受け渡しも可能になった。これを利用してレアアイテムを交換するプレーヤーも存在する。ver0.13では通信モードが強化され、最大8人まで同時に協力プレイ出来るようになった。

ストーリー
ローマにてジョルノ・ジョバァーナとの最終決戦に敗れたディアボロ。彼はそのとき受けたジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」の能力によって「幾度でも終わることなく、死を繰り返し続ける」という恐ろしい状態に陥ってしまう。

そしてある時、ディアボロは自分がかつて滞在した「ヴェネツィアのホテル」にいることに気づく。次はどんな死を体験するのかと恐れ慄くディアボロだが、不思議なことに何も起こらないため暫し考え込んだ後、ホテルの外に出てみることにした。

ホテルの外でディアボロが目にしたのは、ヴェネツィアの街ではなく広大なダンジョンであった。同時に、かつて耳にした「奇妙なダンジョン」の噂を思い出す。そこではスタンド能力が「DISC」の形で存在し、これを使って各々のDISCに対応したスタンドを操ることが出来るという。

そこにはきっとあのゴールド・エクスペリエンス・レクイエムのDISCもあり、使えば永遠の死の繰り返しから逃れることができるに違いない。そう考えたディアボロは、死を繰り返しながらも奇妙なダンジョンの探索を開始する。

果たして彼は、繰り返される死から解放されて、かつての絶頂の日々を取り戻すことが出来るのだろうか。

登場人物
ディアボロ(ボス)(原作でのプロフィールは黄金の風の項目を参照)
ギャング組織「パッショーネ」の元・ボスにして、本作の主人公。原作では二重人格者で、ヴィネガー・ドッピオという名前の気弱な少年の人格が内在していたが、原作の終盤でドッピオの人格が死亡したため、常にディアボロの人格となっている。ただし「ドッピオのDISC」を使用した場合のみこの人格に入れ替わる。
かつて無敵のスタンド「キング・クリムゾン」を所持していた。本作ではスタンド能力を失っており、代わりにスタンド能力のDISCを装備することで様々なスタンドを使用できる。「キング・クリムゾンのDISC」を装備すれば原作を再現できる。
「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」の能力によって永遠に死に続ける地獄を味わうことになっており、この状況からの脱出がゲームの最終目標である。

ゲーム内容
基本的なルールは『不思議のダンジョン』シリーズと同一である。

特徴的なシステムとして、原作Part6『ストーンオーシャン』に登場した「スタンド能力のDISC」「記憶のDISC」を装備品またはアイテムとして使用できる。装備用DISCは攻撃・防御・能力のいずれかに装備でき、装備された箇所に応じてDISCの持つ能力を引き出せる。原作では「スタンドのDISCを挿入する場合、その人間に適性がなければ使用できない」という設定があったが、本作ではその制限はない。

ヴェネチアホテルを拠点としてダンジョン内を歩き回り、遭遇する敵をアイテムなどを駆使して倒しながら下層を目指す。ダンジョン内での行動はターン制であり、一切の操作をしなければ敵も行動しない。HPはターンを経過させると少しずつ自然回復する。

ダンジョンの最下層にいるボスを倒したときに出現する階段を上がる、特殊なアイテムを使用する、特定の仲間NPCの力を借りるのいずれかの行動を起こすととホテルへ帰還でき、レベルは1に戻るが入手したアイテムと所持金は次回以降に持ち越せる。HPが0になると死亡し、アイテムと所持金を全て失ってレベル1に戻り、ホテルからの再スタートとなる。またホテルに戻る際、得たスコアが生還した記述もしくは死亡理由と併せてランキングに登録される。

登場ダンジョン
ヴェネチアホテル
これ自体はダンジョンではなく、冒険する上で拠点となる場所である。
ゲーム開始時点では何も起こらないが、ダンジョンをクリアすることで備品が使用可能になったり、キャラクターが住み着いたり、新たなダンジョンの入り口が開いたりと変化が起こる。
なお、ここではDISCを装備することは出来るが発動は不可能となっている。
ホテルの外
最初から選択できる唯一のダンジョン。
全12階。アイテム持込可。アイテムは全て識別済の状態で落ちている。ヤバいものや一部の装備用DISC・記憶DISCは出現しない。浅い階では全体が明るく、通路まで見通せる。
ダンジョンのボスは原作Part3『スターダストクルセイダース』のキャラクター「エンヤ婆」。
ただしver0.12以降ではアイテムを持ち込むと原作Part4『ダイヤモンドは砕けない』の「吉良吉影」「虹村形兆」「レッド・ホット・チリ・ペッパー」にエンヤ婆を加えた複数候補からランダムにボスが選ばれ、難易度が上がる場合がある。なお、エンヤ婆以外のボスが選ばれた場合、例外的にボスを倒す前から帰還用の階段が出現している。
レクイエムの大迷宮
「ホテルの外」をクリアすると選択可能になるダンジョン。ホテルの外には無かった目的のDISCを手に入れるために探索する。
全30階。アイテム持込可。記憶DISC・ヤバいものが未識別状態で落ちている。また、モンスターハウス、仲間NPC、DISCの合成など、ゲームを複雑化させる追加要素がある。
ダンジョンのボスは原作Parte5『黄金の風』のキャラクター「レクイエムジョルノ」。
ディアボロの試練
「レクイエムの大迷宮」をクリアすると選択可能になるダンジョン。ある人物の依頼に応える形で探索することになる。
このダンジョンがストーリー上の最終ダンジョンという位置づけになっており、クリア後に特定の手順を踏むとエンディングが見られる。
全99階。アイテム持込不可。記憶DISC・ヤバいものに加え、装備用DISCまでもが未識別状態で落ちている。最低限の食料のみを持った状態からスタートし、ダンジョン内で手に入れたアイテムのみを活用して攻略しなければならない。
ダンジョンのボスは原作Part6『ストーンオーシャン』のキャラクター「ウンガロ」。
一巡後の世界
ゲーム中のヒントを頼りに特殊な条件を達成すると探索可能になるダンジョン。通称、天国。
階数無限[6]。ボスは居ないが99階に特別なアイテムが落ちており、それを入手する事が目的の一つといえる。
アイテム持込可。アイテムは全て識別済の状態で落ちている。下へ潜っていくごとにレベルの上がった敵が出てくる。
序盤から強力な敵が登場する。他のダンジョンで鍛えた装備を持ち込み、どれだけ深く潜れるかに挑むやり込み用ダンジョン。
魔少年の問題
ver0.12で追加されたダンジョン。『風来のシレン』の「フェイの問題」に当たる。
ダンジョン名は、原作者荒木飛呂彦の漫画『魔少年ビーティー』に由来する。
このダンジョンは特殊で、上記4つのダンジョンとは違いハイスコア等が存在しない。
部屋の構造や落ちているアイテム、罠の配置、登場する敵が固定されている。詰将棋のように、与えられた条件内で様々な効果を駆使し、ダンジョンを突破するパズル問題集。
内蔵されているツールを使えばプレイヤー個人で問題を作成することもできる。さらに公式のアップローダを利用して他プレイヤーに問題を配布することも可能であった。

登場する主なアイテム
装備用DISC
原作に登場するスタンド能力がコンパクトディスク状になったもの。「攻撃」「防御」「能力」の3枚まで同時装備できる。
本作の特徴として、他の多くのローグライクゲームで「(攻撃用の)武器」「(防御用の)防具」などに種類が分かれ、どの部位に装備できるか限定されているのに対し、本作ではその区別が無い。全ての装備DISCには『攻撃』に装備したときの攻撃力修正値」「『防御』に装備したときの防御力修正値」が設定されている。また各DISCには特定の部位に装備したときにのみ発動する特殊効果が存在し、最初からDISCの説明に書かれている能力(例えば、原作で波紋使いだったジョセフのスタンドであるハーミットパープルを攻撃に装備することで波紋に弱い敵に大ダメージを与えられるなど)と実際に装備することでしか判別できない隠し能力の2種類に分かれる。強化されているDISCは「○○のDISC+1」のように修正値がつき、この数値が本来の強さに加算される。修正値はDISCに対応するコミックスで強化可能。また、DISCそのものを消耗(強化されている場合は、その修正値を1消費)して一時的に大きな効果を得る「発動」能力もある。
これによって、入手したDISCをどのように運用するか、プレイヤーの判断力が問われる。DISCの中にも「『攻撃』に装備したときと『防御』に装備したときで効果が異なる」「『防御』の能力値修正が高いが、『攻撃』に装備すると特殊効果が得られる」「『攻撃』でも『防御』でも修正値が低いが、『能力』に装備することで強力な特殊効果が得られる」など、運用の幅を広げるものが存在する。
中にはDIOの呪縛がかかったDISCも存在する(或いは入手時に呪われていなくとも、特定の敵の攻撃によって呪われることもある)装備すると通常の手段では外せなくなってしまい、「発動」もできない。マイナス効果を持つDISCのほとんどは必ず呪われており、装備用DISCが最初から識別されていない「ディアボロの試練」では罠としても機能するため、装備には細心の注意が求められる。呪われた装備を外すには、呪われたDISCに適応したコミックスや「プッチ神父のDISC」で呪いを解除するか、「ギアッチョのDISC」でDISCそのものを破壊するか、罠や特定の敵の特殊効果を利用してDISCを強制的に外すしかない。
「レクイエムの大迷宮」から登場する「クレイジー・ダイヤモンドのDISC」「DIOの骨」を使ってDISC同士の能力を合成し、複数の能力を持った1枚の装備DISCとして機能させることもできる。
また、原作で関わりの深い人物同士のスタンドDISC(例えば、原作で親子関係にある東方仗助のクレイジー・ダイヤモンドとジョセフ・ジョースターのハーミットパープル)を「攻撃」「防御」の双方に装備すると、特殊な「共鳴」能力が発動することもある。
ver0.13では、スタンドのカラーリングが通常と異なる星付きDISCが登場した。これには本来の能力の他に、別の能力があらかじめ合成されていることがある。星付きDISCにしかない能力もある。
射撃用DISC
『不思議のダンジョン』シリーズで言うところの「矢」「杖」に相当する、弾丸あるいはそれに類するものを発射し、遠距離の敵を攻撃できるDISC。装備用DISCとは別枠で装備できる。効果はダメージだけではなく、敵を吹き飛ばす・敵の能力を封印する・敵を混乱させるなど様々なものがある。拾った時点で使用可能な回数が決まっており、これを消費して装備用DISC同様に「発動」能力を使うこともできる。同じ種類の射撃用DISCを拾った場合は回数が合計されるため、装備用DISCよりも気軽に「発動」できる。なお、射撃DISCにDIOの呪縛がついていることはない。
記憶DISC
使い捨て専用のDISC。原作の登場人物の名前がついており、その記憶が記録されている。使うと様々な能力を一時的に得られるが、マイナスに働くものも多く、罠として機能することが多々ある。なお、ある特定の1枚のみ、通常未識別のダンジョンにおいても必ず識別済みで落ちている。
コミックス
原作の単行本。使い捨て型のアイテム。原作Part1?Part7およびその他に分類される。
原作Part1『ファントムブラッド』のコミックスは「精神力」の最大値を上げる。精神力は基本攻撃力や「発動」による全体攻撃のダメージ量に影響する。また原作Part2『戦闘潮流』のコミックスはHPの最大値を5上昇させる。
スタンドの登場するPart3?Part6のコミックスは、読む際に自分の持っているアイテムを1つ選び、そのアイテムの元ネタとコミックスの部が一致していれば、アイテムの修正値・回数・容量を増やす。所持品の強化に欠かせないアイテムであるが、原作未読者にとって本作を敷居の高いゲームにしている理由の一つでもある(制作者はプレイヤーが原作を読んでいることを前提に、このようなシステムにしている[7])。
原作Part7『スティール・ボール・ラン』のコミックスは、部に関わらず強化可能なアイテムを全て強化できる。さらに装備DISCを強化した場合はDISCが漆黒のオーラに包まれ、敵・罠の弱体化攻撃を防げる。
また、レアコミックスとして『ジョジョの奇妙な冒険』以外の荒木飛呂彦の著書・画集などが出現することもあり、読むことで様々な効果を得られる。
ヤバイもの
『不思議のダンジョン』シリーズで言うところの「壺」に相当するアイテム。複数回の使用容量を持っており、他のアイテムを「入れる」、あるいはヤバイものそれ自体を「押す」ことで効果が得られる。拾った時点ではその正体が何かわからない「未識別」の状態である(「一巡後の世界」でのみ、最初から識別済み)ため、アイテムで識別するか、実際に使ってみてその効果から正体を推測するなどの対応が求められる。
食料
カエル、ピッツァ、イタリア料理など様々な種類が存在。食べるとHP・満腹度を回復する。満腹度が0になると1ターンごとにHPが1ずつ減る危険な状態となり、そのままでは死亡は免れないため、ある意味では最重要アイテムといえる。食べると特殊な効果を得られる食料も存在する。

2009年01月22日

重慶爆撃は日中戦争・第二次世界大戦と続く

重慶爆撃は日中戦争・第二次世界大戦と続くこの時期の世界戦争の中で、1937年のゲルニカ爆撃に続く最初期の組織的な戦略爆撃に位置づけられる[2][3][4]。

戦略爆撃とは、「相手の戦争継続能力を奪うための爆撃。主要軍事施設・生産施設・物資貯蔵所・交通網や政治・軍事の中枢などに対する爆撃」[5]を指すが、この思想は1921年イタリア王国のイタリア陸軍の元将軍ジュリオ・ドゥーエが戦略爆撃の書『制空』を出版していることや、アメリカ陸軍の飛行戦術学校が教本として採用しているなど各国で研究されており、日本軍による重慶爆撃がこの戦略思想を独創したと見るのは穿った見方である。むしろゲルニカと同じく戦時国際法における無差別爆撃の可否が焦点となったと見るべきだろう。

日本軍の重慶爆撃に次いで組織的な戦略爆撃を実施したのは、ヨーロッパ戦線におけるドイツとイギリスである。ドイツは西部戦線の初期1940年5月14日にロッテルダム爆撃を実施し、またバトル・オブ・ブリテン期の1940年8月24日にドイツ機によるロンドン誤爆と翌日からのイギリス空軍によるベルリン報復爆撃により、一般市民を巻き込まない戦時国際法の理念は事実上ないがしろにされるに到る。

イギリス空軍は大量の爆撃機を用いて都市そのものを目的にした空襲を行った。ヨーロッパ戦線では、夜間に軍事目標と民間施設とを区別しない無差別戦略爆撃を行い、多くの一般市民を殺傷した。のちに参戦したアメリカ軍は、当初は軍事施設と生産施設を昼間攻撃する精密爆撃を行っており、両者はそれぞれ違う方針に基づいて軍事行動を行っていた。

アメリカ軍は当初都市爆撃の手法をとらなかったが、やがてアメリカ陸軍のウィリアム・ミッチェル准将が戦略爆撃隊を作り出し、B-17、B-24に装備された精度の高いノルデン照準器を用いて精密爆撃を行った。ヨーロッパ戦線において、アメリカ軍はドイツの都市に対して、末期のベルリン空襲、ドレスデン爆撃などを除き大規模な無差別空襲は行っておらず、そうした無差別空襲はイギリスの担当であった。

対するドイツでは、航空戦力の面から急降下爆撃という戦術爆撃を重視しており、またV2ロケットや長射程砲に重きを置き、制空権をともなう戦略爆撃の重要性に気がついた時には既に勝機は去っていた。

太平洋戦線のアメリカ軍では、B-29戦略爆撃機を用いて大規模に日本の都市を焼き払う戦法が採用され、開始から半年足らずで多数の民間人殺傷と日本の戦争遂行能力低下という成果を挙げた。アメリカが期待した日本国民の士気の喪失は無く、むしろ逆に、無差別に殺戮する敵に対する怒りによる士気向上とそのような相手に降伏した場合におこりうることへの不安から降伏をためらい戦争を長引かせる原因となった。対日戦の当初、アメリカ軍は高高度精密爆撃を行ったが、偏西風の影響でヨーロッパ戦線より命中精度が低下した。そこで命中率を上げるために爆撃高度を下げたが、当然爆撃機の損害が増えたため、迎撃されにくい高高度からの無差別爆撃が採用されるに至った[6]。 また、日本の軍需産業が都市部に広く点在する中小企業によって支えられているため、北九州の日本製鐵八幡製鐵所や関東の中島飛行機などの大工場を狙った精密爆撃の後には、それら中小企業を狙った都市攻撃も絶対に必要であるとされた。

脚注
^ 日付・回数は『戦略爆撃の思想―ゲルニカ・重慶・広島』(前田哲男 凱風社)による。
^ ゲルニカ以前にも、第一次世界大戦期にドイツによるロンドン空爆(1915年5月31日飛行艇ツェッペリンによる)がある。
^ 日本軍による初の都市空爆は満州事変のさいに関東軍独立飛行第一〇中隊主力により実施された1931年10月8日の錦州爆撃である。但し計画立案者の石原莞爾は偵察中に応射を受けたため自衛のための反撃および誤爆としている。
^ 戦時国際法に抵触する空襲手段を採用した別の嚆矢としてはイタリア空軍が挙げられる。1935年から39年にかけてエチオピアで500トン以上の化学剤(マスタード剤)の投下をおこなっている。
^ 三省堂 大辞林 第2版「戦略爆撃」の項より。
レオソーム ガードマン ドアマット おぜいゆ ウォッチ チュール ハシェマ タンギ シラン 手をつなご チュウゴ ブルーボ マンダ 散歩道 アカマツ 弾丸ファ スキーマ ロック マコロ 陽炎 長徳国内 セーフ ヒストン マナー プリーナ ルベリー レポオペ ゲエゲア ナンセン ジーンズ プレパレ マスト チェリー ペック ふき小松 トモグラ ショート とうげ シボレー トランジス じくど タッピ そうあん クーペ カタカナ ドラセナ シンバル ぞうげ すうぃ? プログ

^ これは、イギリス空軍が無差別爆撃に至った経緯と同じである。また、対日戦でのアメリカ軍爆撃機の被害はヨーロッパ戦線でのそれと比較してさほど大きなものではなかったが、B29が小艦艇なみに高価な兵器であったためにアメリカ政府からの干渉があり、精密爆撃を主張した爆撃司令官(第21爆撃兵団司令官ヘイウッド・S・ハンセルJr陸軍准将)が更迭されたという経緯もあった。

重慶爆撃に対する見識

文学作品より引用
攻撃目標を軍隊や軍事施設に限定せず、都市を丸ごと破壊する作戦。軍隊と市民の区別なく、生命ある者すべてを焼き尽くしてよしとする攻撃のかたち。爆弾と飛行機を手にした人類が、ついに踏み越えた一線。世界の戦略家たちが持っていた無意識の倫理的規範をあっさりと吹き飛ばし、時代遅れのものとした。人類史上初の無差別戦略爆撃。これが新しい時代の戦争のありかたなのだと、日本軍が世界に最初に示した歴史的な作戦。『ストックホルムの密使』(1994年) 著作/佐々木譲 新潮文庫版:(上巻)ISBN 4-10-122315-7 頁330?331 より引用。

2009年01月15日

LSDを服用すると、精神症状発現前に散瞳


ティーン プレー ライフ ヒオウ パワー ショー ストーン けん蔵 オキナ ブログパ モーダ みんな ひやまぐ レベル ヒスパ 浪花 ラリエット ランニ ペース 小道 マルドゥク ファンシ クニック フード人気 カンク キャベツ レンドラ 十二支 シロビキ デンド オセロ マット 温海かぶ ダークマン ラタナス アイべりー ノガミー ハイビー ふじなんど ツライ チムール スチロー ニング テスター ナンヨ セファリン アクビラ イザベラ きざら ミルク
LSDを服用すると、精神症状発現前に散瞳、深部反射の亢進、心拍数や血圧や体温の上昇、軽い目眩あるいは吐き気、悪寒、疼き、振戦、緩徐な深い呼吸、食思不振、不眠等、交感神経系の症状が起こる[79]。これらの症状はこれから起こる危機に対して身体を準備する交感神経の活動だと考えられており、使用量の多少に相関しない[79]。ここで起こった身体的作用は発現する精神症状に影響を及ぼすことが多い[79]。 また、子宮収縮作用があるので妊婦は服用に際し注意を払わなければならない。

なお、身体依存は全く無いか、あってもごく僅かとされている。

なぜLSDが幻覚を引き起こすのかについては未だに分かっていない。多くの支持を集め、アルバート・ホフマンも支持をしていたセロトニン阻害説であるが、セロトニンを阻害するもののサイケデリック体験を引き起こさない物質(2-ブロモ-LSD)が存在するために確定的とは言えず、縫線核のセロトニンニューロンの電気活動抑制説も同様に、ニューロン発火を抑制しないもののサイケデリック体験を引き起こす物質(メスカリン)やサイケデリック体験を引き起こさないもののLSD程度にニューロン発火を抑制する物質(リスリド)が存在するために確定的とは言えない[1]。現在では青斑核のノルアドレナリンニューロンの知覚刺激反応を間接的に増強させるため、との説が有力視されており、また最近ではLSDがセロトニン受容体のサブタイプS2に強く働くことが発見され、幻覚発現と何らかの形で関係している可能性がある[。

精神的作用
LSDを服用した時の非常に多彩な作用は様々な文献を生み出してきた。もし今回が恍惚とした喜びを感じても、次回あるいは次の瞬間には恐怖や悲嘆を感じる可能性もあり、人によっては幻覚や妄想、恍惚が起こる量を使用しても、身体的な不快感を持つだけのこともある。

知覚の変化
知覚が先鋭化し、遠近の感覚がゆがみ、残像が長引き、視界が揺れて波のようにうねる。色彩はより強烈になり、輪郭はより鋭利になり、音楽はより情感を帯び、そして周囲のものが重大な意味を持つもののように思えてくる。

また、幾何学模様や象徴的な物体が見える。これはLSDの作用により、赤血球等が網膜の毛細血管を流れるときに落とした影が見えることやニューロンが網膜と視覚皮質で放電した結果(眼内閃光と呼ばれる)引き起こされる[85]。

さらには、共感覚(色彩を聞き、音色を見る等)が出現する。

感情の変化
LSDを服用すると、被暗示性が高まり、人の表情や態度、周囲の環境の変化に鋭敏な反応を起こす。感情は日常は経験することがないほどの強さと純粋さを持ち、至福の喜びを感じることがあれば、想像を絶する恐怖にパニックを引き起こすこともある。

意識の変化
さらに強く作用した場合、思考や知覚や感情に影響を与え、意識が変化する。記憶を再体験し、夢のようなイメージに自己を投影し、象徴的なドラマを見る。古代の儀式や歴史上の出来事、神話の世界に自分が登場していると感じることもある。また、自分と周囲との境界が完全に溶解し、動物や物、宇宙全体と同一化したように感じられる。宗教的または哲学的な妄想はこのレベルまで深化したときに起こることが多い。

リスク

パニック反応
LSD服用者はトリップにより、固定された強い感情反応や思考の歪曲(被害妄想や自分が発狂したまま戻れないという不安等)、万能感の空想や非人間的な宇宙への溶け込みの妄想(自分が救世主であり、あらゆる能力を持っているという妄想や自分が宇宙あるいは生命の起源と融合しているという妄想等)が引き起こされ、無謀な行動や自傷行為に走ってしまうケースがあり、LSD服用による死亡例の大多数はこのようなケースにおいて事故死や自殺に至ってしまったものである[86]。また、トリップ後の抑鬱や幻覚、狂気への恐怖が自殺を引き起こすこともある[86]。

フラッシュバック
LSDの使用をやめたにも拘らず、通常の生活において突然、LSD影響下で体験された感情や知覚が数秒から数分あるいは数時間蘇る(フラッシュバック)ことがある。質的にはLSDによるトリップと何ら変わることはなく、視覚や時間間隔の変容、身体症状、自我境界の喪失、強い感情体験が引き起こされる。

LSD使用者の2割がフラッシュバックを経験し、その内4割がフラッシュバックに恐怖を感じ、3割は多幸感を味わう[87]。

フラッシュバックは情緒的なストレス状況や自我の働きが変容している時、疲労やマリファナ等による酩酊状態、トリップ時と似た状況に対峙したときに起きやすい[88]。

フラッシュバックの有無や頻度、作用時間は様々であるが、一般的には時間とともに量も強さも減少し、数ヶ月も経てば滅多に起きなくなる[89]。

HPPD
統合失調症質や自我のバランスがあまり安定していない等、前精神病的人格の人物は、LSDを使用することによってHPPD(Hallucinogen Persisting Perception Disorder)に陥ってしまうことがある。

主な症例は集中力の欠如、幻覚あるいは不安、抑鬱、妄想そして性格の変化である。同じく幻覚を生ずるフラッシュバックが断片的な現象であるのに対し、HPPDは持続的な現象である